前回に引き続きまして、tomoさん発の新世界紀行はギリシャ編、メテオラの修道院群です。もちろん世界遺産ですよ。
メテオラの修道院群が形成されたのは14世紀頃と言われておりますが、元々俗世との関わりを断ち祈りと瞑想に生きるキリスト修道士にとってメテオラの奇岩に囲まれた地は理想的な場所だったようです。
メテオラはギリシャでも地中海沿岸のアテネとは違い内陸部に位置していて、セサリア地方と呼ばれています。このセサリア地方は、19世紀のロシアとオスマン帝国の戦争でロシアが勝利したため、ギリシャ領になったらしいです。
現在は世界遺産に登録されておりかなり観光地化してしまったため、理想とする修道院活動ができなくなってしまったようで、現在も活動中の修道院もあるものの、より閉鎖的な聖なる山アトス山へ修道士が移動しているそうです。
だいたい修道士って、どうやって修道院を作って、どうやって飯を食ってたんでしょうね。家を作るにも、食べ物を得るにもなにかしらの現実的な方策が必要だと思うのですが、写真を見る限り何をするにも大変そうな場所ですよね。さすがに現代ならなんとかなるんでしょうが、今から何百年も前の日本でいったら南北朝の時代ですからね。恐るべしです。
4 件のコメント:
「やたら食うし」が一番上に残ったままで気悪いのでコメントします。
いわゆるギリシアって感じの薄い写真ですね。
そうですね。私がそうだったように、よく知らないまま世界遺産の写真などでこの奇岩の上の修道院を見ても、ギリシャにあるとは思わないでしょうね。ちなみに新世界紀行のギリシャシリーズはまだ続きます。お楽しみに。
ところで、男爵さんは最近宿直なんかもやっているのですか?会社に泊まるのって、たいへんですね。
今度の月曜が初宿直です。
その昔、Dちょさんが「会社に住んどる」と茶化されてたのを思い出しました。
男爵さんの先輩のでぶっちょさんは、会社の超ご近所でしたからね。「会社住んどる」とか「会社を買い取る」とか言われてましたね。
それはそうと男爵さん、忘年会の幹事をオーバンドさんに頼んでおいてくださいね。
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