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2012/06/14

新世界紀行 ”ジェミラ遺跡”

久しぶりの新世界紀行は、アルジェリアにある”ジェミラ(ドジェミラ)遺跡”です。例によってtomoさんから写メが届きました。ありがとうございます。

ジェミラ遺跡は西暦1世紀から3世紀頃の古代ローマ帝国の遺跡で、以前は”クイクルム”と呼ばれていました。かなり良好な保存状態で現存しているそうで、写真の奥に見えるのがトラヤヌス帝の凱旋門です。その他劇場、集会所、浴場跡や、下水溝なども残されているそうです。6世紀頃ローマ帝国が滅んでピザンチン帝国支配下になり放棄されたそうですが、なぜか破壊はされず現在にいたるようです。1982年に世界遺産に登録されています。

それにしても、いつもながら地中海沿岸の空の色はきれいですね。今回の写メからiPhone4Sでの撮影のはずですが、なかなかなもんですね。

2011/11/02

新世界紀行 エーゲ海

新世界紀行”ギリシャ編”の最後は、エーゲ海の写真です。ギリシャは東側がエーゲ海、西側がイオニア海、南は地中海に挟まれている半島国家です。といっても我々日本人にとっては、「どれも地中海やん」つうことで区別はつきませんね。

民主主義の原点と言われる古代ギリシャの栄光の後、起源4世紀頃には東ローマ帝国、15世紀頃からはオスマン帝国に支配されていました。20世紀のギリシャは内戦を繰り返し、やっと1975年くらいから安定したようです。ただ21世紀になった最近では、ニュースで報道されているように財政危機を招きヨーロッパの問題児になっています。

それでも地中海沿岸って、海も空もきれいな青色ですね。その青色を背景にした、家々の壁やヨットの白さがめっちゃきれいだと思います。行ってみたいですね。
 
 

2011/10/28

新世界紀行 メテオラの修道院

前回に引き続きまして、tomoさん発の新世界紀行はギリシャ編、メテオラの修道院群です。もちろん世界遺産ですよ。

メテオラの修道院群が形成されたのは14世紀頃と言われておりますが、元々俗世との関わりを断ち祈りと瞑想に生きるキリスト修道士にとってメテオラの奇岩に囲まれた地は理想的な場所だったようです。

メテオラはギリシャでも地中海沿岸のアテネとは違い内陸部に位置していて、セサリア地方と呼ばれています。このセサリア地方は、19世紀のロシアとオスマン帝国の戦争でロシアが勝利したため、ギリシャ領になったらしいです。



現在は世界遺産に登録されておりかなり観光地化してしまったため、理想とする修道院活動ができなくなってしまったようで、現在も活動中の修道院もあるものの、より閉鎖的な聖なる山アトス山へ修道士が移動しているそうです。

だいたい修道士って、どうやって修道院を作って、どうやって飯を食ってたんでしょうね。家を作るにも、食べ物を得るにもなにかしらの現実的な方策が必要だと思うのですが、写真を見る限り何をするにも大変そうな場所ですよね。さすがに現代ならなんとかなるんでしょうが、今から何百年も前の日本でいったら南北朝の時代ですからね。恐るべしです。

2011/10/10

新世界紀行 パルテノン神殿

久々の新世界紀行です。今回海外特派員のtomoさんは財政危機に見舞われているギリシャに行ってきたそうで、珍しく結構有名な観光地をまわってきたとか。先ず最初に送ってくれた写メが、超有名なパルテノン神殿です。

紀元前430年頃アクロポリスの丘に建てられたパルテノン神殿は、古代ギリシャ時代の最も重要な建築物、およびギリシャ美術の傑作といわれています。ただし17世紀以降戦火に巻き込まれ損傷が激しく、現在修復中です。写真の右奥にもなにやら建設機械の様なものが見えます。なんといっても大理石製なので、修復作業もたいへんだとか。
ちなみに米国テネシー州ナッシュピルに、原寸大のパルテノン神殿のレプリカがあります。

それにしても、いつもながら地中海沿岸は空の青さがキレイですね。今の季節が暑くもなく、寒くもなく一番いいそうです。
 
 

2011/05/27

モロッコビール Flag

新世界紀行モロッコ編の番外編です。モロッコローカルといわれているビール、”Flag”をご紹介しましょう。

モロッコは元々フランスの植民地だったせいか、今でもフランス風文化が根付いているそうです。お土産物屋さんなんかはフランス語で話かけられるそうで、英語はあまり歓迎されないようです。位置的にはジブラルタル海峡を挟んでスペインが近いのですが、やっぱ歴史的な背景があるんでしょうね。

さてモロッコのビールとして”カサブランカ”つうのが最も有名だそうですが、どうもモロッコローカルじゃない、モロッコ産ではないとのことで、今回紹介する”Flag”がモロッコ産ビールのようです。シルバー地に紺、赤のシンプルなデザインはイスラム風なのか、アフリカ風なのかわかりませんが、トリコロールカラーなのでフランス風のいいデザインだと私は思います。まだ飲んでいないので、お味のレポートは、後ほど本記事のコメント欄にでも書かせていただきます。

インタネットでモロッコのビールやFlagで検索してみたのですが、それっぽいのがゲットできませんでした。ひょっとして貴重な記事になったのかもしれませんな。
 
 

2011/05/21

新世界紀行 モロッコ フェズ

本年2回目の”新世界紀行”は、モロッコの都市フェズの皮鞣(なめ)し工房(タンネリ)です。

モロッコはアフリカ大陸北西部に位置する立権君主制の王国です。有名な都市として首都のラバトの他、ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン主演の映画の舞台になったカサブランカや、いい曲なのにあまり売れなかった松田聖子の曲にあるマラケシュなどありますが、今回紹介するフェズも旧市街地カスバは迷宮といわれており、1981年に世界遺産(文化遺産)に登録されています。

またまた海外特派員のtomoさんからいただいた写メです。tomoさんは今は誰もいない”遺跡”が専門だそうで、いつもは観光客も写っていない写真をいただくのですが、私から「モロッコに行くんだったら人の営み=生活感のある風景が見たい」とリクエストしたので、今回珍しく人物の写っている写真を送ってくれました。でも皮鞣しってすごい臭気と聞いております。大丈夫やったんかな。ミントの葉っぱを鼻に詰めるんやったっけ。
 
 

2011/02/17

新世界紀行 シギリヤロック

久しぶりに海外特派員のtomoさんから、写メを送っていただきました。右の写真は、スリランカにあるシギリヤロックです。もちろん、世界遺産ですよ。

シンハラ民族の「キャサパ王」が、470年頃にシギリヤの岩の上に宮殿を作り11年間住んでいたそうです。「キャサパ王」はシンハラ民族の英雄だった父「ダートセーナ王」を殺して王位につきましたが、結局弟の「マガラーナ」に滅ぼされたということです。日本の戦国時代のような、よく聞く話ですよね。

岩全体の高さは200mほどあるらしいのですが、写真は岩全体ではなくその中腹にあるライオンポーの広場です。下の方に結構大きなライオンの前足がありますね。その前足の横の階段を上った先が頂上とのこと。かつては頂上に大理石でできた宮殿があったとか。現在は宮殿跡になっているそうですが、今でも貯水池があり、その昔宮殿生活において生活水に困らない様になっていました。

左の写真は中腹にある石窟に描かれてあるフレスコ画のひとつだそうで、今でもきれいな色彩が保たれています。フレスコ画は全部で11くらいあるそうで、全て女性の上半身で「ジギリヤ美女」と呼ばれているそうな。ただし、キャサパ王が宮殿を作った時期に描かれたどうかは不明で、もっと古い自体に描かれたというのが今の説だそうです。

tomoさん、いつも世界各地の写メを送っていただきありがとうございます。昨年の世界紀行は地中海沿岸のローマ遺跡が中心でしたが、今年はアジアですか。インディージョーンズみたいで、羨ましい!
 
 

2010/07/20

新世界紀行 レプティス・マグナ

海外特派員のtomoさんから、写メを送っていただきました。今回はアフリカ大陸北部のリビア編です。

写真はリビアの首都トリポリの東130kmに位置する「レプティス・マグナ」という遺跡です。大学入試で世界史を選択した私なりに少し解説しますと、「レプティス・マグナ」は古代ローマ時代のトリポリタニアの三都のひとつであり、ローマ皇帝セプティミウス・セウェルスを輩出した都市として有名です。西暦200年頃には、カルタゴ、アレキサンドリアに次ぐ北アフリカ第3の都市として繁栄していたそうな。現在は北アフリカ屈指のローマ都市遺跡として、もちろん1982年に世界遺産に登録されています。

以前からtomoさんがリビアに行きたいと言っていたのは知ってましたが、前回のチュニジアに続いて北アフリカ連ちゃんですか。やりますねぇ。リビアってよくわからないけど、普通に日本人が入国できるのですかね。カダフィ大佐が許さないんじゃないですか。

それにしても、やっぱ空が青くてきれいなぁ。地中海沿岸やからかなぁ。
 
 

2010/05/29

新世界紀行 モス・エスパ(タトィーン)

今回の”新世界紀行”は、モス・エスパです。このモス・エスパはタトィーンという星にある数少ない港都市で、後にダースベイダーになっちゃうアナキンスカイウォーカーが少年時代を過ごしたことで有名ですね。アナキンは奴隷状態だったので、ポッドレースに出場したりして賞金をかせいでいたました。かわいかったです。


実際にはチュニジアのオング・エル・ジャメルという地方で、現在も写真のように映画のセットが置いてあり、観光地になっているそうです。

”スターウォーズepi1、ファントム・メナス”を見た事が無いという方には、なんのこっちゃ判らなかったですか。ゴメンなさい。でもダースベイダーくらいは知っているでしょ。逆にスターウォーズファンの方、一度訪ねてみてはいかがかな。ちょっと遠いけど。
 
 

2010/05/27

新世界紀行 ドゥッガ

海外特派員の友人、tomoさんから旅行の写メを送っていただきました。今回はアフリカ大陸北部のチュニジアにある”ドゥッガ遺跡”です。ホンマ遺跡が好きなんやね。

”ドゥッガ遺跡”は、もちろん世界遺産、1997年に登録されています。紀元前2世紀頃のローマ時代の遺跡だそうです。行ったことがないので写メに関してコメントのしようがないのですが、私の独自調査によると奥にみえるのが通称”キャピトル”というものと思います。自信なし。

とはいえ、地中海地方のせいか空が青くてキレイですね。チュニジアには他に有名な”カルタゴ遺跡”もあるのですが、この”ドゥッガ遺跡”は北アフリカ最大かつ最良のローマ遺跡だそうです。繁栄時には1万人近くがこの地に暮らしていたとのこと。遥か悠久のロマンですかね。それにしても、よくチュニジアに行く気になるよな。
 
 

2010/02/11

新世界紀行 ジュガンティーヤ

久しぶりに海外特派員のtomoさんから、写メを送っていただきました。今回は地中海に浮かぶ島マルタ共和国です。マルタ共和国は全部で六つくらいの島からなるそうですが、全部合わせても淡路島の半分くらいの面積の小国家。写真はマルタ共和国の中で、二番目に大きいゴゾ島のジュガンティーヤ神殿だそうです。

ジュガンティーヤ神殿は紀元前40世紀頃に作られた世界的にも最も古い巨石神殿だそうで、もちろん世界遺産です。エジプトのギザのピラミッドよりさらに1000年くらい前、メソポタミア文明も無い今から6000年近くも前の人が作ったということになります。なんとなくすごいですね。えらいこっちゃです。

遺跡の保存状態もいいらしいので、イタリア、南フランスなど地中海へ旅行する方一度は立ち寄ってみては、とのことです。飲み屋じゃないんやから「そんな簡単に立ち寄れるか!」と言い返したいところですね。
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