iPhone4の公式プロモーションビデオから、iPhone4の心臓ともいえる”A4プロセッサ”の写真をゲットしました。この”A4プロセッサ”は一般のパソコンでいうCPUと、画像を処理するGPUと、メモリを合わせたものです。
CPUのコアにはCortex-A8を1GHzで駆動して、GPUにはPowerVR SGX535とビデオ用にVXD375がついているとか。
メモリはL1キャッシュが64KB、L2キャッシュが640KBとのことです。RAMは512MBという記事と256MBという記事有りで、アップルが公表していないのでいろいろな説があるようです。システムバスも32bitから64bitになったとのことで、メモリアクセスが高速になっています。前に使っていたiPhone3Gが、ARM1176の412MHz駆動、L1キャッシュが32KBのL2キャッシュ無し、RAMが128MBに比べたら数字だけ比べても桁違いに性能アップしていますね。そりゃ操作感が違うはずやわ。
ちなみに”Cortex-A8”や”ARM1176”は英ARM社が開発した32bitCPUで、消費電力が小さく携帯電話やニンテンドーDSなどの小型ゲーム機等にひろく使われています。同じく”PowerVR”シリーズは英ビデオロジック社が開発したグラフィックチップで、パソコン用にはまったく普及しませんでしたが、これまた低消費電力とのことで携帯電話やゲーム機に広く使われています。多分皆さんのお宅にも1台は、これらのLSI搭載機があるはずですよ。
2 件のコメント:
CPU内部にGPUを内蔵するのは、やはりこれからの主流のようですかね。
CPUとGPUを一体にした方が小型になるし、消費電力も下がるのかな。スマートフォンって電源確保が辛いとこなんやろね。iPhone用のプログラムなんかは、長時間処理が続くのは電池が減るから厳禁みたいよ。メモリは一杯使うとアプリが落ちるからまだマシみたい。
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