iPhone for Steveと言われたiPhone4Sが発売されて、約1ヶ月半が過ぎました。私の周りにも3人程がゲットされています。皆さんiPhone3GSからの機種変ですので、まったく正解です。今回はiPhone4からiPhone4Sの機種変について考察してみたいと思います。
さて、「4」と「4S」って外観はほとんど同じなので、ケースとかその他アクセサリー類が流用できます。同時期にiOS5も無償でリリースされ「4」に対してもバージョンアップを実施された方も多いと思います。そのため、改善ポイントがハードに起因するのかOSに起因するのか区別つきにくくなってしまいました。そこで、「4S」のハードに絞った相違点を検証してみました。
先ずは何と言っても、「4S」にはA5というデュアルコアプロセッサ(CPU)が駆動周波数800MHzで搭載されました。シングルコアのA41GHzだった「4」に比べ、高速処理が可能になります。グラフィックス性能は7倍高速になったとアップルはアナウンスしていますが、実際「4」と比べてカメラアプリの起動や、インターネットの表示等で処理速度の速さが実感できると思います。言い換えれば「4」でも気にならない速度で動作していた機能は、高速感が実感しにくいと思います。1GHz駆動にしなかったのは、バッテリの問題、駆動時間を稼ぐためとのこと。実際「4S」の駆動時間に関しては、苦情が寄せられています。ちなみにバッテリ容量が大きくできるiPad2は、A5プロセッサの1GHz駆動です。
もうひとつ「4」と「4S」との相違点は、カメラです。「4S」になって800万画素カメラ、動画も1080pHDの高解像度撮影+手ぶれ防止機能付きとなりました。レンズのF値も2.4と明るくなったし、蛍光灯下で青っぽかった色調もナチュラル(ちょい黄味かも)に改善されました。これで国産ガラケーに見劣りしない写真が撮れると思います。また、取った写真をトイカメラ風にいじくる処理も、ストレスないレベルで動作するようです。
結局「4」から「4S」へのハードの改良点は、デュアルコアプロセッサとカメラに尽きるように思います。この2点にこだわる「4」ユーザーは、機種変してください。そうでもない方は、iPhone5を待ちましょう。
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