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2011/02/17

新世界紀行 シギリヤロック

久しぶりに海外特派員のtomoさんから、写メを送っていただきました。右の写真は、スリランカにあるシギリヤロックです。もちろん、世界遺産ですよ。

シンハラ民族の「キャサパ王」が、470年頃にシギリヤの岩の上に宮殿を作り11年間住んでいたそうです。「キャサパ王」はシンハラ民族の英雄だった父「ダートセーナ王」を殺して王位につきましたが、結局弟の「マガラーナ」に滅ぼされたということです。日本の戦国時代のような、よく聞く話ですよね。

岩全体の高さは200mほどあるらしいのですが、写真は岩全体ではなくその中腹にあるライオンポーの広場です。下の方に結構大きなライオンの前足がありますね。その前足の横の階段を上った先が頂上とのこと。かつては頂上に大理石でできた宮殿があったとか。現在は宮殿跡になっているそうですが、今でも貯水池があり、その昔宮殿生活において生活水に困らない様になっていました。

左の写真は中腹にある石窟に描かれてあるフレスコ画のひとつだそうで、今でもきれいな色彩が保たれています。フレスコ画は全部で11くらいあるそうで、全て女性の上半身で「ジギリヤ美女」と呼ばれているそうな。ただし、キャサパ王が宮殿を作った時期に描かれたどうかは不明で、もっと古い自体に描かれたというのが今の説だそうです。

tomoさん、いつも世界各地の写メを送っていただきありがとうございます。昨年の世界紀行は地中海沿岸のローマ遺跡が中心でしたが、今年はアジアですか。インディージョーンズみたいで、羨ましい!
 
 

1 件のコメント:

やん さんのコメント...

フレスコ画って知ってますか?先ず壁に漆喰=石灰を塗って、それが乾かないうちに絵を描くつう技法です。

ミケランジェロの「最後の審判」なんかに使われてるそうです。ポイントは、書き直しが非常に面倒ということらしい。

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